飛麿に妹がいることは事実だった。だが父や兄を含む一切の“男”と触れ合ったことがなく、甲冑を付けて暮らしていた箱入りならぬ鎧入りの娘だった。結婚を回避したい面堂の元に、なぜかラム、しのぶ、あたるが駆け付ける。